南薫造「魚見」木版画 1912年 『美術新報』第11巻3号口絵 高品質

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南薫造 

広島県呉市出身(1883年ー1950年)
東京美術学校西洋画科を1907年に卒業するとすぐにイギリスに留学、パリやイタリアなどで絵を描き1910年に帰国。
日本の印象派画家として油彩、水彩など展覧会、個展などで発表するかたわら、創作版画をいちはやく手がけた。

この『魚見』は伊上凡骨が同時期に復刻した作品。和歌山県立美術館に収蔵されている作品と同じものと思われる。

淡い色合いが美しく高い芸術性を感じる。
現在、広島県呉市の南薫造記念館で、生誕140年展を開催中。
2021年に東京ステーションギャラリーなどで没後70年の展覧会が開催された。

シートサイズ 15x18cm
イメージサイズ 14x16.5cm
額サイズ 33x35.5cm

シートの下方で台紙に貼ってあります。(画像6枚目参照)

木版画ならではの淡い色彩で、岩場を取り巻く空や雲の空気感までもが見事に表現されています。作品に流れる、ゆったりとした時間をお楽しみ頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

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